問題と原因
一部のAndroidスマートフォンで、Japan eSIMプランをインストールしてもアクセスポイント名(APN)が自動設定されず、モバイルデータ通信ができない場合があります。これは、一部のキャリアやeSIMプロバイダがAPNの手動設定を必須としているにもかかわらず、eSIMのアクティベーション時に自動で設定されないことが原因です。この問題を解決するには、ご契約のJapan eSIMプロバイダが指定するAPN設定を手動で入力してください。
トラブルシューティング
Android端末でAPN設定を行う手順は以下の通りです。メニューの表示は端末の機種やAndroidのバージョンによって若干異なる場合がありますが、基本的な手順は同じです。
ホーム画面またはアプリ一覧から「設定」アプリを開きます。
「ネットワークとインターネット」>「モバイルネットワーク」(Samsung端末では「接続」>「モバイルネットワーク」)の順に選択します。
「アクセスポイント名」(APN)を選択します。一部の端末では、先に「詳細設定」をタップする必要がある場合があります。
+(追加)アイコン、または「新しいAPN」をタップして、APNを新規作成します。
以下の情報を入力してください。
名前:Japan eSIM(任意の名前)
APN:cmhk
eSIMキャリアから特に指定がない限り、その他の項目(MMSC、MMSプロキシ、APNタイプなど)は空欄のままにしてください。vMobileなど、日本国内の多くのMVNOでは、APNの設定のみで利用可能です。
✓(保存)アイコン、または右上の「保存」をタップして設定を保存します。
新しいAPN設定を有効にするため、端末を再起動してください。
再起動後、モバイルデータ通信ができるか確認してください。ブラウザやアプリを開き、インターネットに接続できることを確認してください。
問題が解決しない場合は、APN設定がご契約のeSIMキャリアの指定と一致しているか確認してください(例:NTTドコモの場合はspmode.ne.jp、auの場合はcs.ne.jp、ソフトバンクの場合はsbc.jp)。各キャリア固有の設定や、さらに詳しいサポートが必要な場合は、eSIMプロバイダのサポートにお問い合わせください。